小学校6年生の皆様におかれましては、小学校生活最後の学期になりました。 各小学校では、卒業式の練習、また各ご家庭では中学校入学に向けての準備をされているかと思います。 まだ中学校に入学していないので、先の事を言われても実感がないかと思いますが、中学校は小学校と違ってテストの回数が極端に減ります。 また、授業の進み方も早くなりますので、小学校の頃のように皆さんが忘れないように「習った単元をすぐにテスト」することはありません。 2ヶ月から3ヶ月に1回の「定期テスト」で、これまでの理解度を確認するのが中学校です。 ということは、当然ですがテスト範囲が広くなりますので、これまでのように90点以上の点数を取れる生徒さんは、中学校においては非常に少ないのです。 今現在、各中学校では定期テストの平均点が60点くらいと言われています。 ただ、毎年そうですが、小学校のテストでは毎回90点前後取れていたのに、中学校に入学してから点数が下がった、と言われるご父兄の方がかなり多いです。 その原因は前半で述べたとおりですが、簡単に言うと、「小学校での90点は良いわけではない。」ということです。 一度つまづくとやる気がなくなり、テストの点数を気にしなくなる生徒さんや、取った点数さえ覚えていないなど、「どうでもいい」といった気持ちを態度に出す生徒さんも、中学校では少なくありません。 そうなる前に、未然に防ぐことが出来れば、3年後には自分の行きたい学校へ進んでいるかと思います。 今、この時期に将来の進路を定め、しっかりと取り組んだ生徒さんが、中学校ではうまくいきます。 5、6年生で習った内容をしっかりと復習して、中学生活を迎えてください。 家庭教師のコーソー 学習アドバイザー 伊藤