先月の6月17日に行われた全九州高校体育大会のバスケットボール男子準決勝、
延岡学園vs福岡大学付属大濠(おおほり)。
今年2月にコンゴ民主共和国から来日した延岡学園の15歳の留学生選手が、
敗色濃厚な試合の残り40秒にファウルを吹かれると、副審に近づき顔面を殴打。
副審は後頭部から倒れ、会場は騒然となった。
その日私は友人達と自宅から近い公園でBBQをしていたが
この事件がネットで拡散後、別の友人から電話があり事件の概要を知った。
知られてる方も多いかもしれないが、高校バスケット界では2000年代以降、
現在もそうだが、留学生の台頭が目立つようになっている。
今回問題となっている延岡学園も、2003年に207cmのママドゥ・ジェイ
(※2013年に日本国籍を取得)を擁し、全国大会に出場。
アフリカ人留学生受け入れの先駆け的存在でもある高校であり、全国制覇も成し遂げている。
母校から留学生(高校生)と理由で日本に渡り、文化や言葉も違う中での学校生活や部活動。
バスケットボールという競技をする以前に、人間としての心を忘れてはないか。
どんなことがあっても暴力はあってはならない。
この映像をニュースやSNSで見た子供達が、
怖いという理由でスポーツや運動から離れていくのを考えると悲しくてならない。
また、殴打された副審は病院に謝りに来た留学生選手に対して、
バスケットを嫌いにならないでほしいという理由から
殴打したことを許したと聞いたが、それは違うと思う。
やってしまった事の罪の重さをしっかり選手に反省させないと、
その選手はまた同じことを繰り返すだろうし、成長は絶対にしない。
以上、アラサーの小言でした。
家庭教師のコーソー アポイントメント部室長 本間