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働くということ

2018/05/17

秋田支店

「ナウル」 太平洋に浮かぶ島国。

面積は21平方キロメートル

人口は9300人

世界で3番目に小さい国です。

島は海鳥の糞の堆積物でできていて、貴重なリン鉱石が採れました。

1970年頃から30年間、このリン鉱石の輸出により、ナウルは繁栄を極めます。

国民1人あたりのGNPは日本の2倍にもなり、世界で最もお金持ちな国になりました。

国はそのお金を国民に還元します。

水道・光熱費・税金・医療費・学費の全てが無料。

さらに年金として国民全員に生活費まで支給します。

その結果働かなくても生きていけるようになり、リン鉱石の採掘も外国からきた出稼ぎ労働者が担うようになりました。

毎日が日曜日のような夢のような生活・・・・・しかし長くは続きません。

無計画に採掘を続けた結果、2000年頃にリン鉱石が枯渇します。

他に産業もない上、今までまともに働いたことがない人々なので失業率90パーセント。

働かず加工食品をたべてばかりという不健康な生活で糖尿病率40パーセント(世界一)

食糧も90パーセント輸入にたよっていたため外貨がないと食べ物も買えません。

ナウルの経済は完全に破綻し、ついには島に一つしかない電話機も料金未納で止まってしまう状況になりました。

 

なりふりかまわぬ外交で現在は日本をはじめとする各国の援助でなんとか生きながらえている状況ですが、国の存続含めかな

り厳しく先行き見えない状況です。

まさによくできた寓話のような「ナウルの繁栄と衰退」でした。

秋田支店     学習アドバイザー     飯田 明雄

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