15年振りに、札幌でゴッホ展があったので行って来ました。
今回は「巡りゆく日本の夢」というコンセプトでした。
ファン・ゴッホはジャポニズムに強い影響を受け、日本の浮世絵を収集し、
部屋の壁に飾ったり、模写したりして構図や色彩を学び取っていったようです。
代表作の『寝室』では、
「この作品も浮世絵のように平坦ですっきりした色で彩色し、陰影は消し去った」と
ゴッホは語っています。
新鮮だったのは、作品が飾られている階とは違う階に、
『寝室』を再現した空間が設けられていたことです。
絵にそっくりの黄色いベットや木の椅子やテーブル、洗面器やガラス瓶を
絵の通りに並べてあります。
ベットに腰かけて写真を撮ったりする事も出来るんです。
ゴッホの絵の中に入ってしまった様です。
また、ゴッホの自画像の作品のような顔はめ写真が撮れるコーナーがあったりと、
今どきのインスタ映えする(?)展示もありました。
作品をゆっくり観た後は、もちろん私も写真を撮って友人に送り、
作品の絵ハガキを買って帰って来ました。
楽しい展覧会でした。
家庭教師のコーソー 札幌支店 教務 三浦