今年はビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」発売50周年という事で、本屋さんで特集号や文章を読みましたが、あまり興味が持てませんでした。
以前手に入れた、スティーブ・ターナー著”The Complete Beatles Songs”という本以上に、彼らの曲を分析・解明していたと思えなかったからです。
この本は、ビートルズの各曲が何を基に作られたか追求する本で、長年のファンも驚く写真も少なくありません。
そのアルバムの中の一曲、ポール・マッカートニー氏が中心となって、17歳の女子が家出をしたという新聞記事を基に作った「シーズ・リーヴィング・ホーム」にまつわる話は、感心しました。
その記事の彼女はどんな人物なのか、追跡するのがこの本の胆なのです。
調べると、彼女は家出の3年前、ビートルズと共にTV番組に出演していたのです。
その本では、演奏中の彼らの後ろにいる彼女を写真で確認することが出来ます。
YouTubeを見ると「レディー・ステディ・ゴー」という番組に、彼女はダンスコンテストの一人として出ていました。マッカートニー氏は彼女を優勝者として選び、商品を与えています。
それから数年後、彼女は曲の題材として、再びマッカートニー氏に選ばれる奇跡が起こります。
家庭教師のコーソー 秋田支店 アポイントメント部 坂口