2000年にオーストラリアで制作された映画だ。
舞台は、核戦争後の世界、アメリカが中国の挑発に乗った事により全面核戦争に突入し、北半球の人々は滅亡した。
生き残った南半球の人々も、南下する放射能汚染によって、いずれ滅亡する事が判明する。
なぜこんな事になってしまったんだ!人々は口々に、戦争を起こした人を非難するが、時間は巻き戻せない。
どこかに汚染されてない場所がないか?のわずかな可能性にかけ、潜水艦で世界の海を探索するが・・・
原作「渚にて」は60年前、米ソ冷戦時代、核戦争の危機が高まった時代の作品だ。
60年後の現在、中国や北朝鮮の情勢を見るに、その危機が再び高まっているのではないだろうか?
それにしても英知を結集して、文明を発展させてきた人類がこんな愚かなむなしい最期を迎える事だけはさけたいものである。
家庭教師のコーソー 秋田支店 学習アドバイザー 飯田 明雄