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涙もろさのはなし

2015/09/28

教務課

 

以前、映画や結婚式、お葬式では泣けないのに、スポーツに関することでは心が揺さぶられ、涙が止まらなくなることが多いというブログを書きました。

→ 高校野球のはなし

 

 

開催中のラグビーワールドカップ、南アフリカと日本の試合はご覧になりましたでしょうか?

私は翌朝からくり返し試合を観て、一日中泣いていました。

 

 

家族からも気持ち悪いと罵られる、この「スポーツ限定の涙もろさ」がどういうメカニズムなのか、これまでうまく説明できませんでした。

 

今回のようにスポーツ史に残るような大試合だから感動するというわけでもありません。

上のブログでも書いた通り、高校野球の地方予選の何でもない1シーンでも泣いてしまうのです。

 

 

 

南ア戦で私の涙腺を決壊させたのは、観客と選手の表情でした。

 

試合開始前、カメラに映る観客は皆ニコニコとしています。

南アのファン、中立のラグビーファン、そして日本を応援しているファンでさえ、会場の観客は一人たりとも日本が南アフリカに勝つことなど予想も期待もしていません。

必勝と書かれたハチマキを巻いた日本人もいますが、おどけているだけで本気で勝つとは思っていなかったでしょう。

「せめて接戦が観れたら」「初戦から100点取られるような大敗は痛い」ということを考えていたかもしれません。(少なくとも私は)

 

 

日本が先制点を挙げたときも、それは変わりませんでした。

日本のファンは「喜べるのは今だけだ」と言わんばかりに、おどけた表情でカメラにアピールしていますし、南アのファンや中立の観客は、余裕の表情で(にやにやしている人も多い)拍手を送っていました。

 

 

しかし、日本の選手だけは表情が違います。

くり返し試合を見ているとよく分かるのですが、試合開始前から終了の瞬間まで、全員が勝つことを信じて疑わない目をしています。

 

 

結果はみなさんご存知の通り。

ラグビー史上どころか、スポーツ史上でも最大の番狂わせという試合になりました。

 

試合が進むにつれて日本のファンの表情は、「大敗はなさそうだ」→「イイところまでいくんじゃないか」→「ひょっとして」→「信じられない」→「・・・」と変わります。

南アのファンの表情は、「日本もなかなかやるじゃない」→「良いゲームが観られた」→「あれ?また追いつかれた」→「まさか」→「・・・」

 

一方、応援してくれているファンでさえ勝つことを期待していない中で、一貫して勝利を信じてやまない日本選手の表情。

 

 

普段の自分はずるいことも考えるし、卑怯なこともする。

スポーツを通して、まっすぐに打算なく行動している人を見て、私は心を揺さぶられて泣いてしまうんだなと気づいた次第です。

 

 

家庭教師のコーソー  教務課  イシイ

 

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