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伝統のはなし

2018/01/26

教務課

 

プロボクサーや格闘技選手の試合数は、年間3試合とか多くて5試合くらいでしょうか。

試合に向かう準備にも、試合後のダメージ回復にも大変時間がかかるものです。

 

だからこそ、大相撲をオールガチでやったら、15日間耐えられる力士は少ないだろうと以前から思っていたし、初場所の結果を見て確信しました。

場所前にあんないざこざがあったから、注射もできないし、グレーな技も使えません。

 

むしろ、15日連続でやるのなら、互助会や注射は不可欠なのでしょう。

ガチの取り組みが見たいのなら、そもそも15日間連戦なんてムリなのです。

日本の伝統とはこんなにも脆く、醜いのか。

 

 

土用の丑の日とか夏バテ防止にうなぎを食べませんし、特に好物でもありません。

もう何年食べていないのかも思い出せませんし、この先一生食べられなくても痛くもかゆくもありません。

 

一方、うなぎは日本の伝統食であり、好物という方もたくさんいらっしゃいます。

また、丑の日が近づくと、これでもかというくらいうな重やかば焼きの宣伝を見るので、年に1回くらい食べたいという方も多いのでしょう。

 

そのうなぎがどうやら絶滅へ向かっています。

 

そもそも日本で流通しているうなぎの99%は養殖で、養殖といっても人工孵化ではなく、稚魚をとってきて養殖池に放ち、育てて出荷しているそうです。

毎年12月から稚魚の漁が解禁されますが、今のところ前年の1%とか2%しかとれていないとのこと。

 

昨対比99%減、100匹取れていたものが1匹。

不漁ではなく、絶滅に近いと素人でも分かります。

「天候不順でレタスが値上がり」とは訳が違います。

うなぎという一個体が絶滅に向かっているのです。

 

手遅れかもしれませんが、うなぎを守るには、「日本人がうなぎを食べることも、稚魚をとることもやめ、また外国から一切買わない買わせない、もちろん密輸もさせない」これしか対処方法はないように思います。

「日本がとらなくても外国が乱獲するから稚魚漁を規制しても意味ない」というのは外国への責任転嫁。

うなぎの消費量は、日本人が世界の3/4を占めているからです。

うなぎ好きの日本人が買ってくれるから、外国は稚魚を乱獲するし、密輸しています。

 

本当にうなぎ屋さんや漁師さん、取扱い業者さんには申し訳ないけれど、日本人がうなぎを絶滅に追いやるのをやめなければなりません。

 

一方、新聞もテレビも、「今年はうなぎが不漁で・・・」「このままでは夏のうなぎが値上がり・・・」ということしか伝えていません。

「今のうちに食べておきましょう」みたいな愚かな意見も。

さらに、農水大臣も「昨年に養殖したうなぎがあるから、今夏供給不足になることはない」などと発表しました。

ジンバブエの大統領を思い出します。

 

 

うなぎの絶滅危惧は、15年とか10年前から言われていたはず。

99%減という前に、未だに漁を続けていること自体がナンセンスです。

これは有効な対策ができていない水産庁と、無知にうなぎを食べ続けた日本人の責任に他なりません。

日本の伝統はこんなにも脆く、醜いのか。

 

私は日本という国が好きだし、日本の伝統も好きです。(うなぎは好きでも嫌いでもないけれど)

伝統とはいえ、時代に沿って変化させなければ継承できないのでは。

 

家庭教師のコーソー 教務課 イシイ

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